肩関節周囲炎を評価する【一年目理学療法士のあなたへ】
肩関節周囲炎の整形外科的テストを動画で紹介します!
医者より勉強しないといけない理学療法士
肩関節周囲炎って雑な名前
肩関節周囲炎って言ってもたくさんあります。前方腱板炎、後方腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、関節包炎、肩峰下滑液包、スラップ損傷、関節唇損傷、肩関節脱臼、拘縮肩、凍結肩、野球肩、リトルリーガーズショルダー、などなどこれら全て肩関節周囲炎です。なのに整形外科で働いていると診断名「肩関節周囲炎」とオーダーがきます。僕はいつも思ってました「どこが痛いねん」「どこの炎症やねん」「肩のどこが悪いねん」。「これって医者より詳しく問診検査して病態把握しなきゃいけないやん」と一年目の時思いました
患部の病態みないで治療するやつ多すぎ
肩関節周囲炎ってオーダーきて、ろくに検査もせずいきなりテキトーに治療する理学療法士多すぎ!山口は怒ってますo(`ω´ )o「患者さんかわいそすぎるやろ」「理学療法士になったんなら責任とりなさい!問診検査めっちゃ大事やぞ!!「夜間痛があるかないかくらい聞いてあげてよ〜」と先輩後輩みながら毎日思ってました。
ここまで読んでくれた方ありがとう
読んでくれた方は問診・圧痛・整形外科的テスト・ROMを全ての関節でやって欲しいです、慣れれば5〜10分でできるようになるので。
ってことで今回は肩の整形外科的テストを以下の動画で紹介します!!
ニアーテスト・・・陽性の場合は肩関節インピンジサインを疑う。
ホーキンステスト・・・陽性の場合は肩関節インピンジサインを疑う。
ペインフルアークサイン・・・陽性の場合は肩峰下滑液包炎、腱板炎を疑う
アームドロップサイン・・・陽性の場合は腱板炎を疑う
ベリープレステスト・・・陽性の場合は肩甲下筋腱炎を疑う
ベアーハグテスト・・・陽性の場合は肩甲下筋腱炎を疑う
ヒップリフトテスト・・・陽性の場合は肩甲下筋腱炎を疑う
フルカンテスト・・・陽性の場合は棘上筋腱炎を疑う
エンプティカンテスト・・・陽性の場合は棘下筋腱炎を疑う
スピードテスト・・・陽性の場合は上腕二頭筋長頭腱炎を疑う。
ヤーガソンテスト・・・陽性の場合は上腕二頭筋長頭腱炎を疑う。
いかがでしょうか?肩の痛みを治すにあたって少しはヒントになったでしょうか?セミナーでは問診、スクリーニング検査、整形外科的テスト、治療の選択、治療方法を全て解説し、手取り足取り教えます。実技セミナーは少人数制となっていますので、全員が完璧に治せるようになってもらいます!!無料セミナーもありますので、気軽にご参加下さいね。